1999年6月25日
報道関係各位
沖電気の子会社「桑野電機」からICハンドラ事業の譲渡を受け
現行ICハンドラ事業との技術・販売・生産・サービスの融合により
ICハンドラ事業の強化・事業加速および推進体制拡大のお知らせ
当社(横河電機株式会社 本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、ICハンドラ事業の本格的強化・拡大を図るため、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区虎ノ門1-7−12 社長:篠塚 勝正 資本金:678億4千9百万円 以下「沖電気」と略称)と協議の結果、同社子会社「桑野電機」からICハンドラ事業の譲渡を受けることで合意し、本日付けで譲渡契約に調印いたしましたので、お知らせいたします。
背 景当社は、1997年10月より、独自の新事業展開の第1段として、ICハンドラ市場に参入し、当社の半導体テスタ事業と歩調を合わせながら拡販に努めてきました。本年4月からは、同月1日に発足した新事業部、モーション&メジャメント(M&M)事業部の扱う主要製品のひとつとしてICハンドラの販売を行っており、開発・製造を担当する当社関連会社の横河プレシジョン(略称:YPC)と一体となって、ICハンドラ事業の 立ち上げに努力しています。
当社は、ビジネスモデルの転換を推進する一環としてグループ子会社を含めた各種のアライアンスを進めている沖電気より、同社子会社の「桑野電機」(会社概要後述)の事業のひとつであるICハンドラ事業の譲渡の意向を受け、検討の結果、「桑野電機」が自重落下式ハンドラ(後述)において多くの販売実績と高いシェアを持っており、さらに海外の幅広い販売代理店チャンネルと高いエンジニアリング能力の人材を有していることから、同社の販売ネットワークと高い技術力と当社のコア技術である計測・制御技術およびネットワーク通信技術を融合させることで、当社ICハンドラ事業のさらなる強化・拡大が図れると判断し、「桑野電機」のICハンドラ事業の譲渡を受けることを決定しました。<「桑野電機」の会社概要>
資本金:4.5億円(沖電気工業85.4%、沖電線7.1%、大興電機製作所6.5%)
事 業:ICハンドラ、メータ、テレメータの開発・製造・販売
社員数:約110名(平成11年3月末)
住 所:神奈川県川崎市高津区溝口6-10-12
社 長:長谷川 眞二
年 商:1998年度実績 約31億円
譲渡の内容
営業譲渡方式で、「桑野電機」のICハンドラ事業の人材、資産、負債を、当社のICハンドラを製造している横河プレシジョン(株)(本社:長野県下伊那郡松川町元大島3176-25 社長:軍司 真幸 資本金:3億3,900万円<横河電機100%出資> 略称:YPC)に譲渡します。YPCに移籍する人員は、営業、技術、製造、管理などの各部門の合計約70名で、譲渡金額は非公開です。
なお、営業譲渡日は7月1日です。今後の事業展開
YPCが現在開発・製造している水平搬送式のICハンドラに加えて、今回「桑野電機」から移管される自重落下式のICハンドラを、YPCは開発・製造していきます。また、販売は、従来と同様に、横河電機のモーション&メジャメント(M&M)事業部が担当 します。
当社は、ICハンドラの製品ラインアップの拡大と、海外販売ネットワークの確保によるICハンドラ事業のグローバル展開を急速に進め、3年後の2002年度には、約100億円の売上規模を目指して、当社モーション&メジャメント(M&M)事業部の主要な事業として強化・育成していく方針です。
*自重落下式ICハンドラ ・・・・ テスト対象のICチップの送り機構として、重力を用いてICチップを順次落下させ、ICテスタ部に移動させる方式。ICチップのピン数が少ない場合に、簡便で効率の良い方式。 *水平搬送式ICハンドラ ・・・・ テスト対象のICチップの送り機構として、ICチップを順次ピッキングし、ICテスタ部に水平搬送させる方式。ICチップのピン数が多い場合に適した方式。
横河電機が'97年10月発売した、世界初のリニアモータ搬送方式を採用したICハンドラ「HS1020」「HS1040」はこれに相当する。
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