1999年9月28日
報道関係各位
絶縁性付着流体でも安定して測定できる中口径150mm/200mmの
容量式電磁流量計「ADMAG CA」開発・販売のお知らせ |
当社(横河電機株式会社 本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、95年1月に低導電率液体および絶縁性付着・高粘度液体の流量測定を可能にした小口径(15〜100mm)の容量式電磁流量計を販売し、以来順調に受注を拡大していますが、このたび、絶縁性付着・高粘度の液体でも安定して流量が測定できる中口径(150mm、200mm)の容量式電磁流量計「ADMAG CA」を開発し、来たる10月1日より販売を開始しますので、お知らせいたします。
電磁流量計とは
流量計には、差圧式、面積式、電磁式、容積式、超音波式、質量式、渦式など、さまざまな原理による測定方式があり、測定対象や測定目的に応じて適切な流量計が使用されています。
電磁流量計は、コイルに電流を流して管内に磁場をつくり、その中を流れる液体の導電率に従って発生する起電力の大きさを検出して流量を測定する流量計です。
管内に可動部や障害物をもたず、流れに全く影響を与えず測定でき、かつ、メンテナンスの手間が少ないことが特長です。
従来の電磁流量計は、低導電率の流体の測定は不可能で、また付着性が高い流体の測定には適さなかったが、流量計市場では国内トップメーカである当社が95年に発売した容量式電磁流量計「ADMAG CA」は、高粘度、絶縁性付着、高腐食性の液体も測定でき、しかも極めて低導電率の液体の流量測定を可能にした画期的な電磁流量計として、食品、薬品、化学、紙パルプ、電力の業種で順調に受注を伸ばしてきています。
新製品の概要
新製品は、当社が95年発売した容量式電磁流量計「ADMAG CA」(口径:15〜100mm)の口径を拡大して、150mmおよび200mmの2機種をラインアップしたものです。
また、ISO14000や地球環境保護意識の高まりから、廃水廃液処理施設・設備における口径150mm以上の流量測定の需要が増大しており、この要求にも対応する製品です。
セラミック製の測定管の外側に電極を設置して起電力を検出するので、構造的に電極が流体に接液することがなく、また管内にはその他の突起物、障害物も一切ありません。このため、長時間のノーメンテナンスを実現し、大幅なコストの削減が可能になります。また、絶縁物が管内に付着するような液体でも安定して測定することができます。
<主な特長>
- 絶縁物が管内に付着するような液体や、高粘度、高腐食性の液体でも安定して流量測定ができる。
セラミック測定管の外側に電極があり、測定流体に直接接することがないため、流体中の固形物が電極を擦るときに生じる、いわゆるスラリーノイズが原理的に 発生せず、高濃度のスラリー流体の流量測定ができる。
・食品、薬品、化学、石油化学プラント:工場廃水、低導電率液体など
・紙パルププラント:DIP、デンプン、炭カル、高濃度パルプなど
・環境施設:ごみ処理浸出水、濃縮汚泥水など
・石油施設:油井の油・水混合流体など
・鉱山施設:アルミ精錬での白泥、赤泥などの絶縁性付着物流体
- ノーメンテナンス実現
管内には電極等の突起物、障害物がないため、使用上メンテナンスする個所がない。また、たとえ絶縁性付着物が管内に付着しても安定した測定ができるため、長期間ノーメンテナンスで使用できる。
- 低導電率流体の流量測定が可能
「高周波励磁方式」の採用により、従来測定できなかった1μS/cmまでの低導電率の流体を安定して流量の測定ができる。
- 中口径(150mm、200mm)対応により適用範囲拡大
セラミックの測定管を用いた口径150mmおよび200mmの容量式電磁流量計は世界初の製品である。
<主な用途>
上記1に記述
<価 格>
150mm ・・・180万円〜(仕様によって異なります)
200mm ・・・220万円〜(仕様によって異なります)
<販売目標>
以 上
製品の詳細は,こちらです。