bar

1999年5月26日
報道関係各位


IEEE1394用アナライザのトップメーカ
米国 3A International社に資本参加
のお知らせ

 当社(横河電機株式会社 本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:美川 英二 資本金:323億600万円)は、ディジタル通信バス規格であるIEEE1394を採用した各種マルチメディア機器の開発用アナライザ分野でトップメーカである米国の「3A International社」にこのたび資本参加を行い、この分野での事業拡大を目的に共同開発も含めた広範なアライアンスを締結しましたので、お知らせいたします。

これまでの経緯と資本参加の内容

 IEEE1394は、ディジタルビデオカメラ、DVD,パソコンなど、ディジタル化する各種情報機器を結ぶためのディジタル通信バス規格です。1本のケーブルで、高速・リアルタイムに、高品質な動画・静止画・音声等のディジタルデータの転送が行えます。このため、パソコンから最近の各種ディジタル家電機器に採用が広がっています。
 パソコンをはじめ、カメラ、ビデオ等のマルチメディア機器のディジタル化が進み、これらの機器が情報家電として急速に浸透し始めてきており、これからの21世紀のマルチメディア時代では家庭内においてもこれら機器のネットワーク化が進むと予想されていますが、IEEE1394通信バスはその中心技術になると見られています。

 当社は、IEEE1394を採用した各種マルチメディア機器の開発用アナライザ分野でトップメーカであり、当社と販売契約を結んでいる米国ベンチャー企業の「3A International社」(以下、3A社)に資本参加をする決定をしました。資本参加後の当社出資比率は約30%になる予定です。
 3A社(本社:米国アリゾナ州フェニックス 社長:アンドレアス シュロイスニク 資本金:4万7千ドル 社員:26名 設立:1995年 売上:約7億円)は、IEEE1394用アナライザのメーカとして設立された米国のベンチャー企業で、当社は、3A社と1997年1月、同社開発の製品に関するアジア地域の独占販売権を取得し、日本市場を中心に同社のIEEE1394用アナライザの販売実績を順調に拡大してきました。IEEE1394用アナライザの日本市場では80%を越えるシェアを獲得しています。
 IEEE1394対応製品の充実により測定器ビジネスのさらなる事業拡大を図る当社と、新製品開発を含めた事業拡大に資金を必要としていた3A社双方の事業戦略が合致し、このたびの資本参加となりました。

 この資本参加により、当社は、アジア地域のみならず、北米・南米地域を除く全地域での独占販売権を取得します。また、販売対象製品も、これまでのアナライザに加え、同社が今後発売を予定している1394開発ツールキット、1394関連アクセサリなど、3A社の全製品に拡大しながら、1394関連のトータルテストソリューションサプライヤを目指します。
 また、両社のさらなるアライアンスの一環として、3A社のプロトコル技術と、当社の計測技術を融合させた製品の開発に着手します。このため、今後、両者の技術者を相互に派遣して共同開発を開始する計画です。
 なお、当社から3A社に非常勤役員を1名任命する予定です。

この分野での当社の取り組み

 当社のIEEE1394アナライザ分野における取り組みは、1997年1月に3A社と日本を含むアジア地域の独占販売権を取得し、販売を開始したことから始まります。なかでも、1998年2月発売した1394データアナライザ「IDA210」および「IDA410」は、世界で初めて模擬データの作成・送信機能を装備した製品で、日本国内を中心に順調に販売実績を伸ばしています。
 さらに、当社も、独自開発の新製品1394バスアナライザ「SB2000」を1998年9月に発売し、この分野における製品ラインアップの拡充を図っています。


back to yokogawa横河電機のホームページに戻ります