長期経営構想
長期経営構想「VISION-21&ACTION-21」
当社は、2000年に発表した長期経営構想「VISION-21&ACTION-21」に基づき、2005年度を第1のマイルストーンと定めて「事業構造の革新」と「グループ経営の革新」を進めてきました。その成果として2005年度まで3期連続して過去最高の連結売上高および営業利益を達成してきました。 2006年5月には、企業としての長期ビジョンである「VISION-21」は継承しながら、2010年度を第2のマイルストーンとして新たな目標を設定し、ビジョンを実現するための戦略である「ACTION-21」を見直しました。
1. VISION-21の概容
「YOKOGAWAグループは、産業・社会システム分野において、お客様とともに価値を創造し、豊かな人間社会の実現に貢献します。すなわち、お客様の経営効率革新を支援するサービスカンパニーを目指すとともに、健全で利益ある経営を実現して、株主利益の向上に貢献します。また、社員一人ひとりは、自律的に行動し、自己の価値を高めるとともに、豊かさを会社と社員で共に創り出します。」
この「VISION-21」を支える具体的なメッセージとして、共有する価値観、経営指針および行動指針を掲げています。
<共有する価値観>
YOKOGAWAグループの未来を創造するために、「個の尊重」、「価値共創」、「ネットワーク協業」、「公正・透明性」、「感謝の心」の5つを、グループで共有する価値観とする。
<経営の指針>
新しい時代環境を切り開くために、「適正にして最大の利益」、「顧客感動ソリューションとサービスの提供」、「独自性を発揮できる事業展開」、「貢献に応じた報酬」、「グループ連結経営による発展」、「企業価値の向上」を、経営の指針とする。
<行動の指針>
社員一人ひとりが変化を起こすために、「変化をチャンスと捉える」、「俊敏に行動する」、「自律的に行動し夢に挑戦する」、「自ら変化を起こす」、「共創の輪を世界に広げる」を、行動の指針とする。
2. 第1のマイルストーンの概容と成果
第1のマイルストーンでは、「事業構造の革新」と「グループ経営の革新」に取り組みました。「事業構造の革新」では、制御ビジネスの経営効率化による収益性向上を図る一方、今後成長が期待できる海外制御市場での受注拡大を目指しました。また、半導体、光通信など将来繁栄する市場や成長が見込まれる事業へリソースを投入することにより、事業構造を大きく変えました。一方、「グループ経営の革新」では、子会社等の再編・統合をはじめ、経営体質の強化に向けた基盤整備を行い、連結利益の最大化に向けて取り組みました。
この結果、ITバブルの崩壊とシリコンサイクルの影響を受けた厳しい時期を乗り越えて、グループを成長軌道に乗せ、利益ある経営の基盤を固めることができました。
3. 第2のマイルストーンの概容と目標
第2のマイルストーンまでの期間では、YOKOGAWAグループの企業価値をさらに高めるため、経営効率の飛躍的向上を目指しています。そのためのキーワードは“One Global YOKOGAWA”です。全世界のYOKOGAWAグループが、真に連結された経営で経営効率を飛躍的に向上させ、最高の技術(Leading Edge Technology)をもって、お客様の視点で課題解決(Customer Centric Solutions)に貢献していきます。
重点施策は次の3つです。
- 真に連結された経営によって、経営効率を飛躍的に向上させる。
- 売上の拡大を、国内はもとより、グローバル化、海外シェアの伸張に求める。
- 新しい需要創出のため、たゆまぬ先行技術開発を続け、新規事業の立ち上げを行う。
<2009年度と2010年度のアクションプランを策定>
急速な経営環境の変化に対応するため、2009年度と2010年度を「次なる飛躍に向けた構造改革の時期」と位置づけ、その実現のためのアクションプランを2009年2月10日に発表しました。このアクションプランのもと、YOKOGAWAは2009年度、2010年度の目標をまずは確実に達成してまいります。
なお、これに伴い、第2のマイルストーンのゴールとして掲げた2010年度の連結受注高6,100億円、連結売上高6,000億円、連結営業利益750 億円の目標については、取り下げることといたしました。
